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熊谷スマートシティ デジタルデザイン企画

「未来のまちづくり スマートクールシティワークショップ」 第1回ワークショップ

「熊谷市の取組・気象観測についてのインプットとアイデア検討」

開催日時: 2024年6月15日 Sat .13:30〜15:30

イベント概要

このプロジェクトは熊谷の夏を、「暑さだけでなく、将来を見据えたデジタルと絡めた事業をやっている」とポジティブに発信し、熊谷市民やまちに関わる全ての方に誇りに感じてもらえるまちづくりをしたいとの想いから、立正大学との共同研究を市民・大学・産業関係者・起業家と連携して行うものです。

第1弾として、今年度は熊谷市の特徴でもある暑さ(気温・湿度)に関するデータを市民参加で観測し、涼しさを感じられる取組の効果なども含めた観測結果の分析や、観測機器やノウハウをパッケージ化し創業へつなげる検討を行います。

イベント詳細

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開会挨拶

ワークショップは、大島副市長の挨拶で始まりました。大島副市長は、スマートクールシティワークショップの重要性と、参加者の発想とデジタル技術を掛け合わせ、新しい産業を生み出すことへの期待を述べました。

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ファシリテーターの紹介

続いて、三名のファシリテーターが紹介されました。

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参加者紹介

多様なバックグラウンドを持つ22名の参加者が集まりました。立正大学の学生、気象庁の元職員、信用金庫職員、主婦、紙芝居制作者、ペットフード開発者、小学校の元教員、会社員など地元の方々を始め多くの方が参加されました。

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ワークショップ開始

三宅ファシリテーターの挨拶を皮切りに、参加者は「スマートかつクールに!」をテーマに、涼しくなるアイデアを考え、ディスカッションを行いました。具体的な測定は、晴天なら第3回目のワークショップ(7月)に、雨天なら8月に気象観測を実施する予定が発表されました。

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インプットセッション

取組・事例紹介: 熊谷スマートシティの取組、DXアイデア・事業創造の流れ、カーボンニュートラル、省エネルギー設備、各種補助金など、熊谷市の取組や成果などが共有され、熊谷市が行っているデータ活用によるまちづくりの事例が紹介されました。

 

DXアイデア: 市民の声を活かし、新たな産業を生み出すためのアイデアが議論されました。シーンスケッチコンテストにおける子供たちのアイデアをもとに、大学研究やビジネス草案を生み出し、クラウドファンディングなどの取組への展望も示されました。

前回の説明会で出たアイデア(おさらい):

⚫️市内全域ビショビショ大作戦

⚫️緑を増やしてまちを涼しく

⚫️風を起こしてまちを涼しく

⚫️プールに集まって涼しく楽しもう

⚫️川をつくってまちを涼しく

⚫️緑を増やしたり、涼しいフォトコンテストを開催

⚫️犬の水飲み場を作って地域活性化

⚫️路線バス等に温湿度計を付け気温の可視化、熊谷版かりゆしウェアをつくる

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ワークショップ各班のアイデアまとめ

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参加者は複数の班に分かれてディスカッションを行い、以下のようなアイデアや感想が発表されました。

 

1班:市役所の取組の可視化と伝達の重要性

市役所が行っている有意義な取組を市民に伝えることが重要。

コミュニティの発信力を強化し、高齢者を引っ張っていくための活動が必要。

 

2班:エアコンの排熱活用

エアコンの排熱を利用するための新しい方法を検討。

排熱により水をお湯に替えて活用したり、冷却効果を得る可能性を探る。

 

3班:データに基づく暑さ対策

昔から行っている暑さ対策はデータが取れていないので効果が見えにくい。

湧水を利用して打ち水を行い、涼を取る方法を推進。

特に星川で打ち水を頻繁に行うことで、街を涼しくする取組を強化。

4班:星川エリアの活性化

星川地域で夜市など開催されているが、もっと頻繁なイベント開催により、暑いから星川に行こうというまちづくりによる地域活性化。

犬の水飲み場開発や散歩などを取り入れたコミュニティ活動を推進。

 

5班:街のブランディングとエコな交通手段

熊谷市が行っている取組はホームページに載っているが、そこまでの誘導の工夫をし、市民にもっとわかりやすく伝える必要がある。せっかくやるなら「日本一すごい!」とやった方がよい。

日中の車の走行を減らし、街中を自転車で移動することを推奨し、排気ガスのないエリアを実現。

街のブランディングを「暑い・大変」から「企業と協力して改善された」に変える

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参加者の反応

「熊谷が暑い理由、ヒートアイランド現象、フェーン現象が原因しているのは勉強になった」「すでに熊谷市ではスマートクールシティに向け沢山の政策をやっていると思うとともに、なぜ大きく広く宣伝しないのか疑問に思った」「市街地にもっと日陰として緑を増やしていったらいい」「室外機から出るCO2を有効利用し、より過ごしやすいまちになれたらいい」「コミュニティの発信が重要」「エアコンの排熱活用など具体的なアイデアが出てよかった」「暑さを悪ではなく善として、暑くても過ごしやすいまちづくりをしてほしい」などのポジティブなフィードバックが寄せられました。

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参加者の反応

第一回は、熊谷市の未来のまちづくりに向けた重要な第一歩であり、多様な意見やアイデアが集まる貴重な機会となりました。

これらのアイデアは、市民や関係者の皆様と取り組んでこそ、より効果的な解決策となるでしょう。次回のワークショップでは、これらのアイデアをさらに具体化し、フィールドワークに向けて準備していきます。

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